凌犯期間
凌犯期間(りょうはんきかん)・七曜陵遍(しちようりょうひつ)という大凶運の期間があります。この二つの期間は別々の呼び方ですが、呼び名が違うだけで同じ期間です。
この凌犯期間(七曜陵遍)は特定の宿が決まった曜日と重なることで起きる期間です。曜が宿を犯すという逆転の減少が起こる期間です。
吉凶の逆転が起き吉日は凶日に、凶日は吉日になるとされております。しかし、凶日が吉日にはなりますが、大凶運の期間ですので静かに過ごすことがよいでしょう。
凌犯期間は宿と曜の組み合わせで起こる日ですので、全ての人に起こる期間となります。
全ての人に共通に起こる凶作用については、公的なことの運気と考えて下さい。
この期間は自分からアクションは起こさないようにしてやり過ごしましょう。
先送りできることはこの期間が過ぎるまで待つことが賢明です。
六害宿
凌犯期間・七曜陵遍の6つの決まった宿の日、命・意・事・克・聚・同の日を六害宿といいます。
凌犯期間・七曜陵遍の間は公的なことでの凶作用の運気とお伝えしましたが、六害宿に当たる日は個人的なことにも凶作用が起きることが考えられますので、特に注意が必要な大凶日と思って下さい。
各、六害宿について説明します。
凶作用が最強になる「大凶日」とされています。
何事も慎重に行う必要がありますが、とくに散財・借金・投資など金銭面の失敗に注意してください。
また、体への配慮も大切です。暴飲暴食は避けて下さい。怪我・事故にも気を付けてください。
仕事面では、大きな契約は見合わせましょう。
対人関係では、お金の貸し借りは禁物です。
愛情面では、お金のかからないデートが良いでしょう。
また、宿命的な問題が起きやすい日とも言われています。
この日の行動は重大な結果につながる可能性が高いので、物事を決めるときは即決せずに慎重に考えた上で結論を出すようにしてください。
過去の出来事が原因でトラブルが起きやすい「大凶日」とされています。トラブルに対しての無責任な対応は名誉や信用の失堕につながります。
誠実に対応するように心がけてください。
また、仕事に関する災難に遭いやすい日とも言われています。
リスクマネジメントを意識して慎重に行動し、ミスを防いでください。
対人関係では、過ちを指摘されたら素直に謝罪しましょう。
愛情面では、秘密がバレやすいときなので、心当たりがある場合は注意が必要です。
また、不用意な発言はトラブルの元になります。
失言に気を付け失言に気を付けて過ごしましょう。
精神的な苦しみや悲しみを感じやすい「大凶日」とされています。
普段なら気にならないことも、この日に限っては気になるなど、神経が過敏になりがちなときです。
リラックス効果のあるアロマを焚くなど、自分なりにメンタルケアを行うと良いでしょう。
仕事面では、面談やミーティングは別日にしてください。
対人関係では、苦手な人は避けた方が無難です。
愛情面では、相手の言葉を真に受けすぎないようにしてください。
また、不動産に関する災難が起きやすい日とも言われています。
不動産の購入や賃貸契約、引っ越しは見合わせてください。
最も運勢の悪い「大凶日」とされています。
様々な災難が振りかかるときなので、必要最小限の行動に留めておくほうが無難でしょう。
心身共に不安定になりがちなので、外出も必要最小限にしてください。
仕事面では、可能なら有給休暇を取りましょう。難しい場合も、残業は避け早めに帰宅してください。
対人関係では、人と会うのは先延ばしにしてください。
愛情面では、この日の喧嘩は重大な結果につながりやすいので気を付けてください。
この日を乗り切れば、運気は良くなっていきます。
心身の休養日に充てて、静かに過ごしましょう。
家族や仲間とトラブルが起きやすい「大凶日」とされています。
この日に起きたトラブルは解決までに時間がかかり、場合によってはわだかまりが残ってしまいます。
何事も短気をおこさずに、冷静に対応するように心がけましょう。
仕事面では、ライバルの横やりに注意が必要です。
対人関係では、意見が対立したら相手に譲りましょう。
愛情面では、離別が起きやすい日とされています。
致命的な失言委気を付けてください。
また、契約は制約には向いていないときです。
公私を問わず契約や入会、結納や結婚などは、避けるようにしましょう。
自分自身の立場が脅かされやすい「大凶日」とされています。
些細なことで、これまで築き上げてきた地位や信頼関係を失ってしまうこともあります。
そうならないために、油断は禁物です。
何事も最後まで気を抜かずに、確実にやり遂げてください。
仕事面では、うっかりミスに注意しましょう。
対人関係では、目上の人と合うときは礼儀正しくいきましょう。
愛情面では、感情的にならないように気を付けてください。
また、お金や財産まわりのことでも損をしやすいときです。
貯金の解約や不動産の売却などは見合わせたほうが良いでしょう。
六害宿の性質は以上の通りとなります。
基本的には受け身の姿勢で過ごすことが最善です。